大野接骨院/ハートプラン研究所 | 上尾市の接骨院

埼玉県上尾市小敷谷1-22
TEL 048-726-1606

大菱形骨骨折(レントゲンで判断しにくい症例)

ほうきと塵取りを持って道路を掃除中に自転車と接触し、ほうきを持ったまま転倒し負傷した。右手首を捻挫したのかと判断し、自分で湿布を貼って様子を見ていたが、腫れと痛みが軽減せず翌日当院に来院した。疼痛、腫脹、機能制限を認め、舟状骨および大菱形骨部に圧痛を認める。近医にてレントゲンとCT検査の精査を依頼する。

X線像では骨折の判断は困難であるが、CT画像にて骨折を認める。x-pで骨折が認められなくとも、臨床的に疑わしいときはCT検査を考えることも必要である。

図1 X線像1
大菱形骨骨折 X線像1
図2 X線像2
大菱形骨骨折 X線像2
図3 CT画像1
大菱形骨骨折 CT画像1
図4 CT画像2
大菱形骨骨折 CT画像2
図5 CT画像3
大菱形骨骨折 CT画像3